2016.3.10


今日はなんかちょっとしんどかった。理由はとくにないけど、いやあるとすれば自分のやるべきことがきちんとできていないからなんだけれどもそんな気持ちのまま外をフラフラしていると妙に他人の視線とか行動に目がいって心がザワザワしてしまうのだ。

色んなことが不快で気持ち悪くてまるで潔癖性にでもなったかのようだった。
世界には当たり前のように70億も人間が息をして、闊歩して、普通に生活をしていること自体に違和感と吐き気を感じるような。なんだか突然違う星にでも来てしまったような夜。コンビニに入る。大きな黒い生物たちがうごうごゾロゾロと何かを物色したり、行儀よく並んだりしている。そんな風景を見ただけでウッとなった。(今思えば『千と千尋の神隠し』のシーンの1つ、夜になると街に何処からともなく黒い影のよな生き物が現れて何処を向いても蠢いてて千尋がゾッとしているときの感覚と同じかもしれない)
生物なんて結局食べて、寝て、生殖して、死ぬことの繰り返しにすぎなくて。よりよく生きよう。人間として生きようとする人間もごく一部いるけれど。所詮は生物でゴキブリだって人間だってやっぱり根本はそんなに変わらないように思えた。
他人の視線がこわい。それがたとえ好意を含んでいたとしても、見ず知らずの人間の視界に留まることがこわい。もしかしたらわたしが必要以上に目立つお洒落をしないのもそれが理由な気がする。1ばんになることがこわいから、自分より上がいると安心するのも似ている気がする。知らないことやものやひとがこわいからわたしにとって勉強すること、知識を得ることは防衛手段としての自分自身の安心のためなのかもしれない。今日の晩ごはんはすき焼きだった。


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